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スタ誕、イカ天、歌スタ...日本のオーディション事情
2009年11月24日 00:00更新
英国のオーディション番組から世界的スターとなったスーザン・ボイル。米アマゾンでは、予約数の新記録を樹立したそうだが、日本のオーディション事情はどうなっているのだろう。映画・ドラマ・舞台などのオーディションは、芸能事務所などだけに告知されることも多い。一般の人にチャンスは?と、オーディション関連の雑誌やサイトをのぞいてみた。
いち早く目に留まったのが、ホリプロ創業50周年記念、「身毒丸(しんとくまる)オーディション」。12年前に藤原竜也を送り出したオーディションだ。応募資格は12歳~20歳男性でプロ・アマ不問。一方、幅広い年齢の男女を対象に映画出演者を募るものも。応募資格に「プロダクションと契約していない人」とあり、よく見ると芸能事務所が製作する映画だった。
モデル、俳優、アイドル、ボーカリスト、リポーター、お笑いなど募集ジャンルは幅広いが、特定の作品や番組への出演を前提とするものもあれば、「まず事務所に所属」というものも多数。すぐにプロとして働くのか、「養成所」からスタートするのか不明なものも。後者ならレッスン料を払うことになる可能性も高い。
過去のオーディション結果も発表されていた。著名芸能人が多数所属する有力プロダクションのオーディションでは、応募1500通→合格者2名。著名作詞・作曲家が歌手デビューを確約するプロジェクトでは、応募250通→合格者ゼロ。アニメソング歌手志望者を募るものでは、応募6万5770通→合格者1名。厳しい。
ちなみに、日本の「公開オーディション番組」の代表といえば、1971年から12年間放送され、森昌子や山口百恵を生んだ『スター誕生!』。1989年頃に放送された「イカ天」(三宅裕司のいかすバンド天国)は、FLYING KIDS、JITTERIN'JINN、BEGIN、たま、マルコシアス・バンプ、BLANKY JET CITYなどを輩出した。最近では「歌スタ!!」で認められた出版社社員・木山裕策が「home」でデビュー。2008年のNHK紅白歌合戦に出場を果たしている。悪性腫瘍を克服し、奇跡的に残った声。その歌声を4人の子どもに残したいという願いを叶えた。彼もまた、背負ってきた人生が人々の心を動かしたといえそうだ。
text by:将田宏行
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