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伝説のお見合いバラエティ「パンチDEデート」とは?

2009年11月27日 12:00更新

 中央線開業120周年キャンペーンの一環で行われる「パンチDEラリー」。実はこのネーミング、1973年10月から85年3月まで、約12年間にわたり放送された人気バラエティ番組「パンチDEデート」をもじったもの。

 では「パンチDEデート」とはどんな番組だったかというと、視聴者参加型、30分のお見合バラエティ番組。制作は関西テレビで、司会は桂三枝と西川きよし。番組は両司会者の「一目会ったその日から、恋の花咲くこともある。見知らぬアナタと見知らぬアナタにデートを取り持つ、パンチDEデート」というキャッチフレーズでスタートする。お見合い"バラエティ"と銘打つとおり、もちろん通常のお見合いとは一味違う。男女が座る椅子の間はカーテンで仕切られており、お互いの姿を見ることなくさまざまな質問を交わすことで、イメージを膨らませていくのだ。対面を前に三枝、きよしがそれぞれの理想のタイプを聞き出し、カーテンに設けられたのぞき窓から相手を見て、「○○(理想のタイプ)というよりも、××という感じ」と、面白可笑しい例えを交えて寸評する。この寸評タイムこそ、同番組が12年も続くキモとなったといっても過言ではない。またこの寸評でさまざまな人気ギャグも生まれた。三枝の代表的ギャグ「オヨヨ」はその一例だ。

 司会者2人の「ご対面!」という掛声とともにカーテンが開き、男女は初めて顔を合わせ、数分間、会話を楽しむ。そしてお互い気に入ったかどうか、スイッチを押すことで意思表示するジャッジングタイムを迎える。電光掲示板のハート形が点灯すればカップル成立だが、男性の側半分だけハートが点灯する場合が多かった。

 「パンチDEデート」はなぜ12年半も続いたか。司会を務めた三枝、きよしは、今も吉本興業の巨頭として、芸人の中でも一目置かれる存在であることからもわかる実力者。しかも番組開始当時ともに20代で人気絶頂、ことに三枝の人気ぶりは、現在の若手芸人の比ではなかった。芸と人気とを兼ね備えた2人が司会だったからこそ、長寿番組となったのである。

text by:中村仁美


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