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改めて振り返るマイケル・ジャクソンの功績

2010年01月27日 00:00更新

 2009年6月、"キング・オブ・ポップ"=マイケル・ジャクソンの訃報は全世界に衝撃を与えた。ここでは、改めて彼の功績を振り返っていこう。

 マイケルは1958年、アメリカ・インディアナ州でジャクソン家の5男として生まれた。その音楽キャリアは、5歳のときに入ったジャクソン5としての活動に始まる。1969年のデビューシングル『I want you back』がいきなり全米No.1となり、その後4曲連続で首位を獲得。当時マイケルは11歳で、"全米シングルチャートで首位を獲得した最年少ボーカリスト"としてギネス記録に残っている。また、黒人差別が根強く残っていた中で、ジャクソン5は初めて白人が熱狂した黒人アイドルともいわれる。音楽のすばらしさを介して、人種の壁を取り払った成果は大きい。

 その後のソロ活動は、まさに記録づくし。自作曲を収録するなどマイケルの高い音楽性を打ち出した1979年のアルバム『オフ・ザ・ウォール』が全世界で2千万枚を売り上げたのを転機に、1982年発表のアルバム『スリラー』は1億4百万枚というセールスの金字塔を打ち立てた。その後も『バッド』『デンジャラス』などの名作を送り出し、アルバム、シングル、DVDなどの総売上げは7億5千万枚以上。"人類史上最も成功したエンターテイナー"としてギネス世界記録に認定されている。

 売上げに限らず、ムーンウォークや、特許も取得したゼロ・グラビティ(体を斜め45度に傾けるダンス)など革新的なダンスやミュージックビデオでも他の追随を許さなかった。映画『THIS IS IT』でもそのオリジナリティあふれるダンスと体のキレは健在で、50歳という年齢を忘れさせるパフォーマンスにはただただ驚かされる。歌手として、ダンサーとして、ソングライターとして...あらゆる才能に恵まれたまさに不世出の天才だった。

 「This is it」とは口語で「さあいよいよだ」「これで最後」という意味がある。そうして再起に賭けていたマイケルの本番のステージを、ぜひ見てみたかった、と惜しまれてならない。

text by:BREEZE小新井知子


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