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映像・音声技術の粋の結晶!「THE 世界遺産」
2010年02月04日 00:00更新
TBSの人気番組「THE 世界遺産」の公式イベント「ベスト・オブ・世界遺産」が、横浜情報文化センター内の放送ライブラリーで本日より開催される。世界遺産を6つのテーマに分け、第一線で活躍する写真家による写真約80点と、このイベントのために特別編集されたハイビジョン映像とを展示する。また、制作スタッフが取材の苦労話など番組の裏側を語る公開セミナー(要申込)も。
世界遺産を最新技術を使って撮影し、映像遺産として次世代へ継承していこうというスポンサーのソニーの企画から始まったこの番組、2003年にはグッドデザイン賞を受賞。人類の財産を企業が残そうとしている点が評価された。さらに2006年には、世界遺産の普及に貢献したとして、民間企業として初めてTBSとソニーにユネスコから感謝状が贈られた。
当番組でとくに定評があるのは映像の美しさ。すべての撮影がハイビジョン撮影。2009年10月18日に放送された「パリのセーヌ河岸」では、テレビ番組としては初めて、全編デジタルシネマカメラによる撮影を敢行。このカメラは、映像をとらえるセンサーの面積が、通常のテレビ撮影に使われているカメラの2倍以上あり、暗いところでの撮影や、望遠による背景をぼかした撮影などに威力を発揮する。とくにこの時は、暗いノートルダム大聖堂の中で、ステンドグラスの複雑な色の変化が忠実に、臨場感たっぷりに映像でとらえることができたという。
映像だけでなく、音声にも技術の粋が凝らされている。通常のテレビ撮影では、1チャンネル・モノラルか2チャンネル・ステレオ方式により音声の収録が行われるが、当番組では5.1chサラウンド録音を行うこともある。通常の収録よりマイクの本数が多くなるが、360度すべての方向の音を拾うことができ、臨場感あふれる映像にさらに空間の広がりを与えることが可能に。姿の見えない動物の声が遠くから聞こえるといった、「目には見えないがそこにいると感じられる」という現場感覚がとらえられるのだという。
この貴重な番組の世界を、今回のイベントで身近に味わってみては?
text by:ScriptWorks曽我晶子
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