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どうなる? 小学館の学習雑誌
2010年02月03日 12:00更新
「♪ピッカピカの~1年生」のテレビコマーシャルでもおなじみの『小学○年生』シリーズ。今回は小学校高学年にあたる「5年生」と「6年生」が休刊となった(注:「6年生」は昨年12月28日発売の3月号を最後に一足早く休刊)。このシリーズは、小学館が創業した1922年(大正11)と同時に発売を開始した、いわば同社の看板商品で、多くの書店では専用のラックに収められているほどだ。
では現在、他の学習雑誌はどのような状況なのだろうか。「小学1~4年生」シリーズは健在。小学校高学年に比べ趣味や志向が多様化しておらず、また男女の差も大きくないため、今までと同様の誌面づくりでも、児童にとって有益で共通して楽しめるコンテンツを提供できているところが大きい。また誌面の特徴として、多くの競合誌が学習要素を色濃く出しているのに対し、『小学○年生』は娯楽性が強いものとなっており、アニメなどの人気キャラクターをあしらったコンテンツが充実している。登場するキャラクターは学年によって若干差はあるものの、『ドラえもん』そして『ポケットモンスター』の2作品は盤石。幅広い世代、性別問わず支持されているかがわかる。そして3年生以降になってくると、『ドラゴンクエスト』シリーズなどのテレビゲームや、「ミニ四駆」のような創作玩具の要素も取り入れられている。
小学校入学前の幼児向けの学習雑誌も充実している。1~3歳を対象にした『ベビーブック』、2~4歳児向けの『めばえ』、幼稚園児向けの『幼稚園』などだ。イラストを多用したコンテンツが豊富で、ほぼ毎号にDVDの付録が付いてくる。幼児の視覚、聴覚を養うことを重点に置いた誌面づくりとなっている。
昨今、全体的に学習雑誌の部数が減ってきており、これに対し小学館は「内容の見直しと改革を進める」とコメントしている。大正時代から続く伝統ある雑誌。古くは『鉄腕アトム』や『ウルトラマン』『仮面ライダー』なども連載されており、いつの時代でも子どもたちの夢や楽しみを包括していたメディアだった。かく言う筆者もかつての読者。やはり休刊は寂しい限りである。
text by:BREEZE 大西啓介
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