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日本相撲協会の「理事会」ってなにするところ?
2010年02月04日 12:00更新
今回の朝青龍の暴行事件や近年続く不祥事などでたびたび注目される日本相撲協会。そしてその都度、処分の決定などを行っているのが理事会だ。今月1日には4期・8年ぶりの理事選挙でも注目された理事会、一体どんな組織なのか?
日本相撲協会は、相撲の指導普及活動を行っている財団法人で、各部屋の親方や力士、行司や床山など大相撲関係者が所属している。理事会は協会の意思決定を行う最高機関にあたり、議決権を持つ理事のほか、副理事、監事によって運営されている。
相撲協会の基本規則である「財団法人日本相撲協会寄附行為」によると、理事の定員は9名以上13名以下。これには外部理事(1~3人)が含まれているため、実質、年寄(親方)で構成される内部理事は10名以下となる。任期は2年(再任可)。内部理事は評議員(年寄のほか、力士や行司の代表者など)による選挙で決められ、理事の中から理事長1名が選ばれる。就任後は年に2回以上の理事会のほか、各理事が事業部、巡業部、審判部、地方場所部、広報部など各部の部長となり、職務にあたる。
現在の理事会は、内部理事10名と外部理事2名、副理事3名、監事1名で構成されており、今月1日の理事選で新たな内部理事10名が決まった。2004年から3期に渡り、出羽海一門3名、二所ノ関一門3名、立浪一門2名、時津風一門1名、高砂一門1名の振り分けで立候補者数が調整され、無投票で理事が決められてきたが、今回は二所ノ関一門から離脱する形で貴乃花親方が立候補。10名の枠に11人が立候補し、8年ぶりの理事選挙が行われた。
従来、理事は年功序列に重きをおいて決められる傾向があり、一門による事前の票固めもあって、貴乃花親方の理事当選は難しいと見られていた。しかし、結果は当選。
4日の臨時横綱審議会で朝青龍に対する引退勧告も噂される中、「選挙が終わってから」と処分についての明言を避けていた理事会。今回、続投が決まった武蔵川理事長はどう出るのか。新理事となった貴乃花親方は、不祥事の続く相撲界の中枢に新風を吹き込むことができるのか。注目される。
text by:ニシムラカオリ
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