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「208万人」から「0円」まで、数字で見る雪まつり

2010年02月05日 00:00更新

 昨年の「さっぽろ雪まつり」の観客数は、208万人にも上った。これは、やはり札幌市で行われる「YOSAKOIソーラン祭り」(観客数179万人)や、日本三大祭りの一つである「祇園祭」(観客数80万人)をしのぐ規模。北海道内はもちろん、全国的にも指折りの大イベントといえる。公式サイトによると、第58回(2007年)の観客のうち、49%が札幌市民、36%が道内からの観光客、13%が道外からの観光客。国際的な知名度もあり、約4万人の外国人観光客が足を運んでいる。

 今年の雪氷像の総数は、昨年より1割ほど少ない249基の予定。陸上自衛隊などが制作する「大雪像」は、高さが15mにも及ぶ。ニュースなどで取り上げられる機会も多く、雪まつりの象徴とも呼べる存在だ。また、一般市民の手による小雪像も、大通会場に数多く作られている。小雪像の制作を希望するチームは数多く、毎年12月に行われる公募では、抽選の倍率が4~5倍に上ることもあるという。ちなみに今年の雪の輸送量は、5トントラックで約6500台分に上る見込み。大雪像だけで、5トントラック500台分の雪が使われているそうだ。

 これだけのイベントだから、経済効果も大きい。やや古いデータだが、第50回(1999年)に実施された観光消費額調査では経済波及効果を268億円と算出。2009年の日本ハムファイターズ優勝による経済効果は229億円(北海道未来総研発表による)と言われており、それを上回る規模だ。また、公式サイトではバッジや携帯ストラップなど全16種類のグッズが、既に販売されている。こちらの売上額にも期待できそうだ。

 見所は氷雪像だけではない。中国、フィンランド、アメリカなどの14チームが参加する「国際雪像コンクール」をはじめ、たくさんの行事・イベントが行われている。そしてうれしいのが、どの会場も「入場料ゼロ円」というところ。無料で、たっぷりと楽しめるお祭りなのだ。

text by:白谷輝英


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